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睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)とは

眠っている間に、10秒以上の呼吸停止を繰り返す病態を言います。
呼吸が止まると、脳は覚醒して呼吸を再開するよう指令を出します。呼吸の再開のときに出る大きな音が、SAS特有の大きないびきです。これを何度も繰り返すと、深い睡眠が十分にとれず、日中の眠気につながるのです。
睡眠中の無呼吸にご本人はなかなか気付きませんが、こうなると社会生活の質が低下し、仕事や勉強に集中できないばかりか、ひどい場合には交通事故をおこすケースもあります。
また、生活習慣病の原因になることもあります。

身体的な問題

睡眠中10秒の呼吸停止が1時間に20回あったとしたら、7時間の睡眠では、140回の呼吸停止があり、1400秒(約23分)間も呼吸をしていないことになります。この数字だけ見ても怖くなると思いますが、この呼吸の停止が体に様々な悪影響を及ぼします。身体的な問題
たかが無呼吸と思うかもしれませんが、1回1回は短くても、一晩、数年と重ねていくことで、体はじわじわと変調をきたしているのです。

社会的な問題

睡眠中に無呼吸がおきるということは、体がしっかり休めていないということです。
同時に脳も休めていないため、足りない分の睡眠を昼間に補おうとします。これがSAS特有の昼間の眠気の正体で、重要な場面でも眠気に負けてしまいます。例えば、大切な会議、運転中に信号で停止してちょっと気が緩んだ時、高速道路の単調なドライブ、様々な場面で、この眠気はやってきます。
また、頭の働きも鈍るため、物覚えが悪い、仕事の効率や生産性が低下する、ミスを何回も起こすなど、個人の仕事、会社全体の問題にもつながります。
決して本人はサボっているつもりがなくても、傍から見ると「居眠りしている」状態なのです。
この眠気は、しっかり治療すれば改善します。
もし、何だか最近眠くて仕方がないな、体調にも変化があるし、もしかして?と思われる方はぜひ専門医の診察を受けてみてください。