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耳鼻科的治療

鼻咽腔ファイバー
鼻咽腔ファイバー
睡眠時無呼吸症候群(SAS)における耳鼻科的治療には、

  1. 持続陽圧呼吸療法(continuous positive airway pressure, CPAP)やマウスピースなどでSAS治療をサポートする
  2. 睡眠呼吸障害の重症度を治癒または軽減させる

の二つがあります。前者は主に鼻に対する治療であり、後者は主に軟口蓋や舌根部に対する手術です。

1.SAS患者には鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎、鼻中隔彎曲症、アレルギー性鼻炎、もしくは血管運動性鼻炎が少なからず合併しています。これらがあれば鼻の通り具合が悪くなる為、鼻の治療が望まれます。まずは点鼻薬と経口薬での治療を行いますが、それぞれの疾患に対して有効な手術療法もあります。

2.扁桃肥大があり、肥満がなく若い場合には扁桃摘出手術の適応があり、84%に有効であるとされています。口蓋垂口蓋咽頭形成術を加えることもあります。この場合、全身麻酔の手術にて9日間程の入院が必要となります。最近では本邦でも、上顎骨および下顎骨前方移動を行う顎顔面骨手術も注目されつつあるようです。